何度もくじけそうだったInstagram

やっと12月を節目に、Instagramから抜け出します。

SNSには沢山の情報が詰まっていて、綺麗な音楽、ステキな景色、感動するお話などなど、様々な魅力があります。

ただ、ばーちゃんの真の目的はパン屋のコマーシャルでした。それが、いつの日にか依存というループにはまり、更新しないと不安になり、更新して、良いねとされると、更にお返事をしなければ失礼だと思い、どんどんとInstagramとの時間が増えていきました。

気がつくと1日の時間の大半をInstagramに費やしていた。

お店のためにと思っていても、ただパンだけを乗せれば見てもらえる訳もなく、そこに自分のストーリーを重ね合わせ、また重要な事はリールで消えないように残すという…。

もはや、何屋何だか分からなくなった事も多々。パンを焼きながらの撮影。お客様との撮影。お店の様子の撮影。その度にアップ、またアップと毎日繰り返し。

知らぬ間に大変なストレスになっていたのは事実でした。

何やっやってんだかばーちゃん!コレでいいのか?ばーちゃん?と自問自答しながらも続けて。1年があっという間に終わろうとした時。

ふっと、明日体調不良で死んだら後悔すると考えた。そうだよ、静かに自分の人生生きていこうと思っていたのに、何自分自身を追い詰めてたんだ?!とやっと気がついた。

SNSはある意味洗脳される大きな宗教。(笑)なんて考えたらアホくさいって思った。

自分の宗教。
教祖は自分自身。
信仰しているのも自分。
お金もかからないけれど大切な時間を費やす。
考えたら恐ろしい。

ステキなお客様との出会いも沢山あり、感謝することは山ほどあった。けれども苦労も同じくらいあった。

人の顔が見えない営業の強さと怖さと、楽しさと、悲しさ。様々な物が交錯した。

この先は少しまたゆっくり歩いてみよう。
自分自身で確り歩いてみようと感じ、卒業を決心した。

人生色々だ。

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